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9月 25, 2005

『ホワイトバンド』がアフリカ生産へ/経済人類学の世界12

『ホワイトバンド』がアフリカ生産の方向を模索してるという記事が出ていた。


とりあえず、より良い方向に行ってると思うのでいいと思う。

いいことをしているのに、なんでこんなに非難を浴びなくてはいけないのか?という気持ちはわかるが、現実的にその方が少しはアフリカの人には役に立つかもしれないという儚い希望を抱いている。


僕は何故か福祉施設の賃金の安さに目をつけ、ビーズの袋詰めなどを依頼したりしているが、その関連で、福祉施設の作ったアクセサリーを買い取って、フリーマーケットで売ったりしている。


そうこうしてるうちに、その福祉施設は商売を覚えて、病院の喫茶店の運営などもはじめるようになった。

それは本来の福祉施設の役目を逸脱しているので、あまり働きすぎて、本来の病気療養の目的を忘れてしまってはいけないが、それでも、自立に向けての一歩かと思う。

アフリカの人々も、そういう風に資本主義社会の中で、地位を上げて、豊かになり、貧困から自らの力で抜け出して欲しいと思う。

従来の募金活動のおかしな構造を変えるためには、そういう方法が有効ではないかと思う。


できれば、この『ホワイトバンド』のアフリカ工場については、この工場自体をNPO団体で管理運営して欲しいと思う。

ちゃんと働いた人に分配されるようにして欲しいのだ。


そのための活動費は、既に、『ホワイトバンド』の売り上げに含まれているはずだ。

2006年から『ホワイトバンド』の売上の10%の活動費はここに投入して欲しい。


それと、原価90円は生産が増えてくれば、必ず下がるはずなので、そちらの利益からも工場の増設などに投入すればいいのではないかと思う。



それに加え、この活動を一過性のブームに終わらせず、継続していくためには、『ホワイトバンド』ブランドの創設、関連商品、アフリカの名産品の販売展開などもできればしていって欲しい。

前回のほっとけない『ホワイトバンド詐欺疑惑』と新たな戦略展開/経済人類学の世界11という非常に厳しい記事の中で、アフリカ生産の方向の具体的な提案もされている。

僕にしても、2ちゃんねらーの人々も、おかしいものにはおかしいと声を上げるし、それが正しい道筋に戻れば、また、評価も変わってくる。


それが、本当の意味で『ホワイトバンド』プロジェクトの趣旨ではないだろうか。



「ほっとけない世界のまずしさ」を、ほっとけない

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ほっとけない『ホワイトバンド詐欺疑惑』と新たな戦略展開/経済人類学の世界11

『ホワイトバンド詐欺疑惑』というのが持ち上がってる。


僕がこれを知ったのは、教育王♪さとりんさんの日記だが、関連ブログとしては、以下のサイトがある。



ほっとけない世界の貧しさキャンペーン

ホワイトバンドの公式サイトですね。サッカーの日本代表中田選手の所属事務所である『サニーサイドアップ』が中心に、NGO団体などによって運営されています。


寄付ではなく、先進国の政策を『ほっとけない世界の貧しさキャンペーン』の広報宣伝活動で変えていこうという趣旨で、ホワイトバンドの売り上げはNGO団体の運営資金、広報宣伝費、一部は小売店、流通の利益になってます。

詳しい内訳はホワイトバンドの雑誌内幕記事になってます。


寄付は今回無いようで、先進国の政策に影響力を与えるために、タレントなどを使用して、ブームを起こしていくという戦略だったと思われます。


ほっとけない日本の汚さキャンペーン

反ホワイトバンドサイト、レッドバンドのサイト(売ってません。自分で作るようです)です。強烈な皮肉ですね。


ほっとけない世界のまずしさ

ホワイトバンドに関するブログでの議論ですね。色々な面からホワイトバンドの情報が得られます。

ホワイトバンドの雑誌内幕記事

ホワイトバンドをかなり好意的に捉えた記事です。


経済人類学的視点から見ると、誰も反論できないような正義、正論は悪であることが多いのですが、まあ、別に今回はホワイトバンドの収益金の一部が寄付されるとは一言も書いてないそうで、そういうアフリカの現状を訴える広報宣伝活動としては成功したのではないかと思います。

「ほっとけない世界のまずしさ」を、ほっとけない

電車男といい、2ちゃんねるのまとめサイトは相変わらず凄いですね。

今回は結果的に


タレント→イメージアップ。そういうつもりはなく、仕事のプロなので悪気はないでしょう。

運営委員会他→NGOの活動費、関わった人に何らかの利益をもたらしてます。

中国の労働者→安くこき使われるが、とりあえず賃金はもらえる。

貧しい人々→特に直接的な利益は無い。先進国の政策が変わるかどうかは未知数。

売上の4割が流通費(小売店、卸、倉庫、運送業者の利益)、3割が原価(工場など)、残りの3割はNPOの活動資金に使われます

活動資金と聞こえが良いが、団体の職員の給与、団体の備品購入費、飲食代など要は彼らが何にでも好きな様に使えるお金になります

具体的には地球市民教育の活動資金、市民社会組織の構築活動の資金などになります そうです。

貧しい国の人々へは1円も行きません。

NPO法人で、直接、買えば200円で買えるのでは?と思います。

まあ、趣旨は良かったのではないかと思います。


僕個人としては、数年前から、近くの福祉施設制作のビーズアクセサリーなどを買い取って、フリーマーケットで売っているので、その金額に比べれば、ホワイトバンドの300円は安いですが、手首が太くて、手にはまらないので買わなかったのです(泣)

結局、ホワイトバンドの戦略はあんまり感心しません。


単なるファッションとブームに終わる可能性が高いです。

理由は結局、政策実行は政府任せ、人任せですし。


僕だったら、アフリカの子供たちにホワイトバンドを二束三文で、中国なんかより徹底的安く作らせて(彼らを働かせて暮らしていける衣食住を提供し)、先進国の人々に高く売りつけて(でも、100円くらいで)、がっぽり儲けて億万長者になって、ホワイトバンド事業を世界最大の事業に成長させ、ライブドアに売りつけます!

『米国や英国のONE運動と日本のホワイトバンド運動は根本的に違う。

米国ONE運動は国家予算の1%を貧困とエイズのために使う。

英国のホワイトバンドはアフリカで生産。アフリカの生産性を向上させる。

欧米では「お金より声。アフリカの貧困を想って、何でもいいから白い物を身につけて」。
日本では「お金より声」と言いながら実態は「ホワイトバンドを(買って)身につけて」。』(「ほっとけない世界のまずしさ」を、ほっとけないより)

このプロジェクトはそういう可能性を秘めたプロジェクトだったのですが、イギリスでは実行されてますので十分可能のようで、政府の政策に影響を与えてというイメージばかりいい、具体性を欠く戦略よりも、貧しい人々に自分で働いて対価を得る雇用を与えて行く方が有効性があるもではないかと思います。

そもそも、貧しい人々全員を一気に救おうとするから無理があるし、ごく一部の人間を少しづつ救っていく戦略の方が有効性が高いような気がします。


確かに、死ぬか生きるかの状況の人に雇用を与えるというのは、すぐには無理ですが、自力で生きていける状況を少しずつ実現して、ちょっとづつ生活をレベルアップしていく方法がいいのでは?と思います。


次回に続く。

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