経済人類学の時空論/主観的な時間、客観的な時間/亞の玉手箱、易経に学ぶ2 /経済人類学の世界6
易経・新 4.飛龍になる兆しとは~「易の世界(その考え方)」/かんべちゃんの画像UP!/を読んでいたら、経済人理学の時空論のことが思い出されてきたので日記にまとめておきます。
易経って凄いですね。
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経済人類学の時空論では、『空間の変化の相が時間』ということになっていて、空間=物質なので、『物質の変化の相が時間』ということになります。
基本単位は【空間=物質】で、【空間=物質】が変化していくことにより、【時間】が生まれる訳です。
【空間=物質】が変化しなければ、【時間】は『止まってる』と言えます。
だけど、世界というものは、常に流れ、動き続けているので、時間は一定の速度で流れているように見えます。
これが物理化学法則でいう【客観的な時間】なんですが、この【客観性】というものが非常に怪しいもので、実は、『一時的に恒常的に安定している状態』なだけで、大地は一見動いていないように見えますが、実際には地球そのものが自転していて、太陽の周りを公転しているのだから、実際には感じ取れないほどゆっくりと動いている訳です。
これに対して個人や個別の生命体内部の【主観的な時間】というものは、変化の速度が速く、個別に時間の流れ方が、体内の【代謝】の速度によって、若いときは早く流れ、年をとれば遅く流れているように感じます。
【代謝】というのは体内の【物質】の変化で、【代謝速度=体内物質の流れの速さ】と考えていけば、『物質の変化の相が時間』がであるとすると、それが違えば時間の流れが違ってくるというのも頷けます。
ちょっとこの辺りはややこしいので、議論の余地があると思いますが。
主観的時間(=個別の生命体内部の時間の流れ)も客観的時間(世界、地球生命体/ガイアの時間の流れ)も、時間の変化の速度のスケールが全く違うので、一方が止まってるように見え、他方は動いてるように見えるだけで、実際にはどちらも変化し続けている訳です。
話を戻すと、【空間=物質】の変化の相を観察していけば、【時間】というものが見えてくる、というのは理論的には正しいということになります。
だから、亞さんがおっしゃるように、
『時が動くのです。
ほとんどの人は
時を観る力がありません。
それなのに、飛龍に移る時は
いろいろな変化で分かるのです。』(亞さんの日記より引用)
なんてことも、【空間=物質】の変化の相に注目して、観察していけば、見えてくることもあると思います。
…亞さんの掲示板書いてるうちに、日記がひとつ書けてしまいました(笑)。
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この考え方は、物理哲学者エルンスト・マッハの時空論がベースになっているのですが、この考え方がアインシュタインの相対性理論の基礎にも繋がっていきます。
そして、そのまま、経済人類学の時空論でもあります。
この辺りの議論については、「意味と生命」暗黙知理論から生命の量子論へ(青土社 03-3291-9831 1988/6/15 1800円 などを参照して下さい。
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ライフワークであるマイケル・ポランニーの暗黙知理論の展望を、著者が化学認識論として「現代思想」へ発表した集成の書。メルロ=ポンティ再評価の契機も提出しており、時空、言語、身体、諸細目としての世界観などにおいて、科学の持つ可能性を一変させる視座を提起している。
栗本慎一郎の哲学的基盤の一部を明らかにした書。
「本書はかなり難解であるし、西欧形而上学の伝統を批判して決別したというより、ある面では全く別の真実の光の地平から進みきたって邂逅して批判しているものであるから、時空論にせよ、エントロピー論にせよ、言語論にせよ、旧来の俗流西欧知識人主義を排して何度も精読せねば判るまいと敢えて言っておこう。
多分、この書は、私にとって、人生中期の中心的な書物である。『ブダペスト物語』(晶文社)なみの愛着と『経済人類学』」(東洋経済新報社)『幻想としての経済』(青土社)と同じ誇りと『パンツをはいたサル』および『パンツを捨てるサル』(カッパ・サイエンス)に匹敵する気迫とをもって世におくる。」(あとがきより)
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2005.1.23(日)楽天日記より
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